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「奈良西の京ウォーキング」の下見

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武庫川スポーツクラブ・ウォーキング部の主催で開催する「秋の奈良西の京ウォーキング」の下見に14日(土)に行ってきました。このウォーキングは、春は増田氏の案内で神戸以西、秋は私の案内で奈良方面ということになっています。
今回は大和郡山から薬師寺、唐招提寺を経て平城宮跡までの、奈良西の京を巡るコースです。大阪から大和路快速でJR郡山まで行き、郡山駅からいよいよウォーキングの開始です。大和郡山市は、スイスイ金魚が泳ぐ城下町で有名です。近鉄郡山まで歩いて15分程度ですが、町の随所に中世の面影が残され、風情のあるレトロな建物を眺めながらのウォークを楽しめます。
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途中の「こくちや」では金魚グッズが売られ、金魚すくいコーナーもあります。
近鉄郡山駅から南西へ15分ほど進むと、金魚の養殖や泳ぐ金魚の水族館などがある「郡山金魚資料館」に到着しました。30個の水槽に日本に実在する金魚を収集しての、泳ぐ金魚の図鑑は高級な金魚や絶滅から守られている貴重な金魚も展示されています。
そこから北へ20分ほど歩くと、郡山城跡に着きます。ここは戦国時代に筒井順慶が築城した千本もの桜があり名所となっています。
郡山城跡から近鉄橿原線に沿って進むと約20分で九条駅に到着。暑かったのでここで暫しの休憩。九条駅から秋篠川に沿った道を歩き、約1Kmで薬師寺に着きます。
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薬師寺は天武天皇により発願、持統天皇によって本尊開眼、更に文武天皇の御世に至り、飛鳥の地において完成され、その後平城遷都(710年)に伴い現在地に移されました。
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薬師寺から北へ7分ほど歩くと、唐招提寺が見えてきます。唐招提寺は唐の僧侶・鑑真和上が開いた天平の甍の舞台として有名です。東大寺を離れることを決意した鑑真和上が、新田部親王の旧宅を賜り、天平宝字3(759年)に戒律を学ぶための修行道場として開いたことが始まりとされています。
唐招提寺を見学した後、あまりに暑かったので、門近くにあるみやげもの屋さんで缶ビールを一本、ゴクゴクと一気呑み。あ~おいしい。
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5分ほど歩くと「昔のくらく館」があったので、覗いてみたが民族資料の展示と、江戸時代の旧田中家の民家があるだけで、あまり見る価値がなかった。
再び秋篠川沿いの道に戻り、北へ北へと進むと約2Kmで近鉄奈良線に出て、踏切を渡ると世界遺産の平城宮跡に到着だ。
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平城宮跡は1300年前の平城宮の栄華を伝える広大な遺構である。敷地は広大な草原で気持ちがいい。ここには4回ほど着たことがあるが、いずれもマラソンで着たので、じっくりと景色を見たことがないので平城宮時代の壮大な景観に感動しました。
国の重要な儀式を執り行うための宮殿である第一次大極殿、平城宮の正門である朱雀門等を見学。平城宮のど真ん中を近鉄電車が走っているのもなかなか珍しい風景です。
朱雀門から10分ほどでウォーキングの終着点である「かんぽの宿・奈良」に到着しました。600円で天然温泉に入浴することができます。この日は空いていたので、ゆっくりと温泉を楽しみ、ウォーキングの疲れを癒すことができました。
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お風呂を出てから、レストランでカレーセット&生ビール。一人で乾~杯!
ひとりで乾~杯も慣れたもので、結構気に入っています。
かんぽの宿から15分ほど歩けば、近鉄大和西大寺駅に着きます。今回のウォーキング下見はこれにて終了です。台風前の好天(最高気温33℃、しかも湿度高い)の中、倒れることもなく無事に終えることができ、ホッでした。本番の11月23日もいい天気に恵まれますように!!
by kannamijohhou | 2013-09-19 18:41

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